【2026最新】オールラウンド用グラブおすすめ11選|硬式・軟式をブランド別比較

  • オールラウンド用グラブはどのブランドを選べばいいかわからない
  • 内野手用や外野手用と何が違うのか説明できない
  • 硬式と軟式で選び方がどこまで変わるのか知りたい

オールラウンドとは、投手から外野手まで守備位置を固定せずに守るスタイルで、オールラウンド用の野球グラブは内野手用と外野手用の中間サイズに設計されています。

オールラウンドに合わないポジション専用グラブを選ぶと、ゴロは軽快にさばけてもフライで弾く、あるいは大きすぎて持ち替えが遅れるという弊害が起きます。オールラウンドの守備力を100%引き出すためには、サイズとポケットの深さを理解し、複数ポジションに対応できる野球グラブを選ぶことが重要です。

この記事では、オールラウンドにおすすめの野球グラブの選び方と、ブランド別のおすすめモデルを紹介します。硬式と軟式の両方を比較検討している方は、ぜひ参考にしてください。

タップできる目次

オールラウンドにおすすめの野球グラブの特徴

オールラウンド用グラブとは、投手から外野手まで守備位置を選ばずに使える汎用設計の野球グラブです。受球面は内野手用の28〜29cm前後より一回り大きく、外野手用の31cm以上よりは小さい30cm前後が標準で、ゴロもフライも同じ1本で処理できる寸法に収まっています。

ポジションがまだ固まっていない小中学生、部活で控えに回りながら複数の守備位置を任される選手、草野球で毎試合ポジションが変わる社会人にとって、専用型を何本も揃えるより1本で回せるオールラウンド用グラブは現実的な選択です。ただし、打球を深く包み込む外野手用や、浅く作って持ち替えを速める内野手用と比べると、それぞれの専門性はやや譲ります。

どこでも守れる代わりに、どこかに突出することはありません。この性格があるからこそ、型やサイズ、ウェブの選び方がそのまま実戦での使い勝手を決めます。自分が最も長く立つ守備位置に寄せて選べば、オールラウンド用の野球グラブでも専用型に近い感覚で使えます。

オールラウンド用の野球グラブを選ぶ際に押さえておきたいポイントは以下の5つです。

  • サイズは30cm前後の中間サイズがおすすめ
  • ポケットは深すぎない中間の深さがおすすめ
  • ウェブは汎用性の高いバスケット系・クロス系がおすすめ
  • 型付けしやすい柔らかめのステアレザーがおすすめ
  • 硬式・軟式の区分と高校野球の規定を確認する

サイズは30cm前後の中間サイズがおすすめ

グラブのサイズを表すのは、手口から人差し指の先端までのレングスです。内野手用は28〜29cm前後、外野手用は31cm以上が一般的で、オールラウンド用の野球グラブはその中間にあたる30cm前後が基準です。

30cm前後が基準として定着したのは偶然ではありません。内野のゴロを捕ってすぐ握り替えられる程度に小さく、なおかつ外野の高いフライを追いかけたときには面で受けられる大きさが必要で、両方の要求が重なる交点がちょうど30cm付近に位置しています。

手が大きい選手や外野に立つ機会が多い選手は30cmより大きめ、俊敏な捕球と持ち替えを重視するなら小さめへ振ると、オールラウンドの守備でも自分の役割に合います。カタログのインチ表記なら11.75インチ前後が目安です。

ポケットは深すぎない中間の深さがおすすめ

ポケットとは、捕球時にボールが収まるくぼみのことです。深いポケットは落下してくるフライを包み込みやすい反面、握り替えのときにボールを探る動作が入り、送球までが一拍遅れます。逆に浅いポケットは持ち替えが速く、内野の素早い送球に向きますが、フライを弾きやすくなります。

オールラウンドではどちらにも振り切らず、中間の深さを基準に選ぶのが実用的です。そのうえで型付けの段階で自分の守備位置寄りに微調整すれば、汎用グラブでも守備範囲を狭めずに済みます。内野に立つ時間が長いならやや浅く、外野が中心ならやや深く仕上げてもらいましょう。

ウェブは汎用性の高いバスケット系・クロス系がおすすめ

ウェブとは、親指と人差し指の間を結ぶ革のパーツで、形状によって捕球面の広さと視界が変わります。網目状のバスケットウェブは面が途切れず、軽い軟式球でも包み込むように捕れるため、オールラウンド用の野球グラブで定番になっています。

クロス系のウェブは革の重なりが少なく、視認性と軽さのバランスに優れた形状です。落下点に入りながらボールを見続けたい外野の守備で扱いやすくなります。

投手も守る可能性があるなら、網目の詰まった密なウェブが有利になります。ウェブの隙間から握りが見えると球種を読まれるため、透け方の少ないタイプを選んでおくと守備位置が変わっても困りません。

型付けしやすい柔らかめのステアレザーがおすすめ

複数のポジションを守る以上、早く手になじむかどうかが実用性を左右します。ステアハイド(生後2年以上の去勢された雄牛の革)は繊維が詰まって耐久性が高く、そこへ柔軟加工を施した革なら、張りを保ったまま短期間で手になじむのが強みです。

メーカーの手もみ加工や、専門店の湯もみ型付けを利用する手もあります。プロの手で開閉軸を作ってもらえば、購入直後から試合で使える状態に近いのが利点です。依頼するときは、自分がどのポジションを多く守るかを伝えると型を寄せてもらえます。

硬く厚い革は完成したときの剛性と寿命で勝る一方、立ち上がりは確実に遅めです。練習量が限られる社会人プレーヤーには、早く戦力になる柔らかめの革が向いています。

硬式・軟式の区分と高校野球の規定を確認する

軟式用と硬式用の野球グラブは、芯材の硬さと革の厚みが異なります。硬式球の重い衝撃を受け止める硬式用は芯がしっかりしていて革も厚く、軽い軟式球を扱う軟式用は全体に薄く軽い作りです。使用球と規格が合っていないグラブは性能を発揮できないため、オールラウンド用を選ぶ際も対応球種の表示を必ず確認します。

高校野球で使う場合は、革と紐の色に関する規定や学生野球用の表示に適合している必要があります。同じシリーズでもカラーによって使用可否が分かれるため、購入前に販売店へ確認しておくと安心です。

オールラウンドにおすすめの野球グラブ11選

ここではオールラウンドにおすすめの野球グラブを、ブランド別に紹介します。各モデルの特徴・搭載技術・おすすめのユーザー層を解説します。

オールラウンドにおすすめの野球グラブは以下のモデルです。

  • 【ローリングス】軟式 HYPER TECH DEEP WELL POCKET [オールラウンド用]
  • 【ローリングス】軟式 HYPER TECH R2G [オールラウンド用]
  • 【ゼット】軟式グラブ ネオステイタス オールラウンド用
  • 【ゼット】硬式グラブ ネオステイタス 内野オールラウンド用
  • 【ワールドペガサス】軟式 エディット オールラウンド用
  • 【ハイゴールド】軟式 己極 OKG-8105
  • 【ミズノ】軟式用 グローバルエリート SELECT【オールラウンド用】
  • 【ミズノ】硬式用 グローバルエリート Hselection SIGNA JF【オールラウンド用】
  • 【SSK】軟式 プロエッジ アドヴァンスド B TYPE オールラウンド用
  • 【久保田スラッガー】軟式 KSN-L7
  • 【ザナックス】硬式 トラスト ユーティリティライン オールラウンド用

【ローリングス】軟式 HYPER TECH DEEP WELL POCKET [オールラウンド用]

【ローリングス】軟式 HYPER TECH DEEP WELL POCKET [オールラウンド用]の製品画像

項目 内容
ブランド ローリングス
モデル名 軟式 HYPER TECH DEEP WELL POCKET [オールラウンド用]
対応球種 軟式
サイズ 11.75インチ
表革素材 天然皮革

「軟式 HYPER TECH DEEP WELL POCKET [オールラウンド用]」は、米国発の老舗ローリングスが日本の軟式M号球に合わせて設計したハイパーテックシリーズの入門ラインです。11.75インチという素直な寸法で、はじめて手にする本格的な野球グラブとして選びやすくまとまっています。

モデル名にもなっている「Deep Well Pocket(DWP)」は、ポケットを深めに取って軽い軟式球を確実に包み込む構造です。あわせて「フィンガーシフト設計」が指の配置をずらし、捕球面に自然なたわみを生みます。打球の高さも角度も読みにくいオールラウンドの守備で、球際に強い捕球面になっています。

深めのポケットはフライ処理で効きますが、持ち替えの速さを最優先する内野専任には物足りません。守備位置がまだ定まっていない中学生や高校の新入部員、草野球を始めたばかりのプレーヤーにおすすめのグラブです。

【ローリングス】軟式 HYPER TECH R2G [オールラウンド用]

【ローリングス】軟式 HYPER TECH R2G [オールラウンド用]の製品画像

項目 内容
ブランド ローリングス
モデル名 軟式 HYPER TECH R2G [オールラウンド用]
対応球種 軟式
サイズ 11.75インチ
表革素材 天然皮革

「軟式 HYPER TECH R2G [オールラウンド用]」は、同じハイパーテックの中で「R2G(Ready to Go)」を掲げ、届いたその日から試合に持ち込める状態に仕上げてある即戦力モデルです。

開閉の軸をあらかじめ規定する「イージーヒンジ47」に、手のひら側の「ハイフレックスパッド」と「デュアルパームテック+V PAD」を重ね、軟式球特有の跳ね返りを受け止めます。裏材の「ドライフォーム」が汗を逃がすため、真夏の連戦でも手の中がぬるつきません。型が最初から決まっている分、自分好みに大きく作り替える余地は少なめです。

型付けに時間をかけられない社会人プレーヤーや、練習が週末に限られる草野球層には、「HYPER TECH R2G」のようにそのまま実戦投入できるオールラウンド用の野球グラブがおすすめです。

【ゼット】軟式グラブ ネオステイタス オールラウンド用

【ゼット】軟式グラブ ネオステイタス オールラウンド用の製品画像

項目 内容
ブランド ゼット
モデル名 軟式グラブ ネオステイタス オールラウンド用
対応球種 軟式
サイズ 6
表革素材 ステアレザー

「軟式グラブ ネオステイタス オールラウンド用」は、国産の老舗ゼットが上位ラインのプロステイタスで培った設計思想を受け継ぎ、軟式の主力に据えているモデルになります。

「ボックス型・手口逆巻構造」が手口まわりの締まりを高め、「親指芯4層構造」が親指の押しをしっかり受け止めます。表革の「ステアレザー」と平裏の「デーステア」を組み合わせた構成で、M号球の衝撃を受け続けても型が崩れにくい作りです。親指と小指を縦に使ってポケットを作る癖のない形のため、内野でも外野でも同じ感覚で開閉できます。

「ネオステイタス」の軟式オールラウンド用は、ポジションが決まっていない中学生や、1本を長く使い込みたい草野球プレーヤーにおすすめです。背面紐通しとウェッブ部の紐穴補強で紐の傷みにも配慮されており、使用頻度が高い環境でも持ちます。

【ゼット】硬式グラブ ネオステイタス 内野オールラウンド用

【ゼット】硬式グラブ ネオステイタス 内野オールラウンド用の製品画像

項目 内容
ブランド ゼット
モデル名 硬式グラブ ネオステイタス 内野オールラウンド用
対応球種 硬式
サイズ 4
表革素材 ステアレザー

「硬式グラブ ネオステイタス 内野オールラウンド用」は、内野を主戦場に置きながらどこでも守れる汎用性を持たせた「BPROG450型」の硬式モデルです。守備位置が流動的な選手を想定して、ゼットが硬式ラインに用意した1本といえます。

表革には北米産原皮を使った「日本製ステアレザー」を採用し、平裏は「ヌバックレザー平裏仕様」、バンド裏は「バンド裏ホワイトムートン仕様」でまとめています。起毛した平裏とムートンが汗をかいた手指の滑りを抑えるため、長時間の練習でも手とグラブの位置がずれません。革に厚みがある分、開閉できるようになるまでには手もみや型付けの時間が要ります。

硬式に上がったばかりで守備位置が固まっていない中学生や高校生、3年間を1本で通したい選手におすすめの硬式オールラウンド用グラブです。

【ワールドペガサス】軟式 エディット オールラウンド用

【ワールドペガサス】軟式 エディット オールラウンド用の製品画像

項目 内容
ブランド ワールドペガサス
モデル名 軟式 エディット オールラウンド用
対応球種 軟式
サイズ 9(30〜30.5cm)
表革素材 天然皮革(北米ステアハイド)

「軟式 エディット オールラウンド用」は、上位モデル「グランドペガサスTOP」の基本型を落とし込んだ即戦力ラインです。国内で企画と製造を続けてきたワールドペガサスのノウハウを、扱いやすさ重視の軟式モデルへ反映しています。

表革・裏革ともに「天然皮革(北米ステアハイド)」を採用し、繊維の詰まったステアハイドらしい張りと耐久性を確保しています。「エディット(EDIT)」シリーズは柔軟加工を施した革を使うため、届いた直後から手になじみやすい仕上がりです。グラブサイズ9は公式表記で29.5〜30.0cmにあたり、内野と外野の中間にきれいに収まります。

上位モデル譲りの基本型を体験したい中級者や、届いてすぐ守備で使えるオールラウンド用の野球グラブを探している方におすすめのモデルです。

【ハイゴールド】軟式 己極 OKG-8105

【ハイゴールド】軟式 己極 OKG-8105の製品画像

項目 内容
ブランド ハイゴールド
モデル名 軟式 己極 OKG-8105
対応球種 軟式
サイズ D-4(30.0cm)
表革素材 TRステアレザー

「軟式 己極 OKG-8105」は、大阪発のハイゴールドが使いやすさを軸に展開する己極シリーズのオールラウンド用にあたります。D-4のレングス30.0cmという寸法は、内野と外野の中間サイズをそのまま体現した数値です。

表革の「TRステアレザー」はツヤ出し加工を施したステアで、しなやかさと張りを両立させています。ウェブは「ダブルマジック2SJウェブ」、背面はハミ出し2本の「ハードバックスタイル」という構成で、捕球面を広く保ちながら型崩れを抑えます。背面の剛性が高いため、三塁線を襲う強い打球にも押し負けません。

はじめて本格的なオールラウンド用グラブに手を伸ばす学生や、内野の左側と外野を兼ねる草野球プレーヤーにおすすめです。「己極 OKG-8105」はフィリピン製で、縫製と仕上げの安定感も持ち味になっています。

【ミズノ】軟式用 グローバルエリート SELECT【オールラウンド用】

【ミズノ】軟式用 グローバルエリート SELECT【オールラウンド用】の製品画像

項目 内容
ブランド ミズノ
モデル名 軟式用 グローバルエリート SELECT【オールラウンド用】
対応球種 軟式
サイズ 10
表革素材 クレストハイド(牛革)

「軟式用 グローバルエリート SELECT【オールラウンド用】」は、ミズノのフラッグシップである「グローバルエリート」の中で、扱いやすさに軸足を置いたSELECTラインです。

素材は牛革の「クレストハイド」で、受球面の面積を広く取った基本型を採用しています。手のひらへのフィットを優先した設計のため、捕球点が芯から多少ずれてもポケットで受け止められます。無料の「手もみ加工」と有料の「匠仕上げ加工」に対応しており、ポケット位置を自分の守備位置寄りへ寄せられる点も見逃せません。

仕上げサービスを使ってオールラウンド用の野球グラブを自分仕様に近づけたい選手におすすめです。「グローバルエリート SELECT」はサイズ10で、標準的な体格の中高生から大人まで幅広く合わせられます。

【ミズノ】硬式用 グローバルエリート Hselection SIGNA JF【オールラウンド用】

【ミズノ】硬式用 グローバルエリート Hselection SIGNA JF【オールラウンド用】の製品画像

項目 内容
ブランド ミズノ
モデル名 硬式用 グローバルエリート Hselection SIGNA JF【オールラウンド用】
対応球種 硬式
サイズ 10
表革素材 クレストハイド(牛革)

「硬式用 グローバルエリート Hselection SIGNA JF【オールラウンド用】」は、同じグローバルエリートの硬式ラインで、JFを冠した扱いやすさ重視のモデルです。ミズノが硬式で展開するオールラウンド用の中でも、手とグラブの一体感を前面に出した設計になっています。

「手口調整紐構造」によって手口の締まりを自分の手の大きさに合わせられ、「aライン」が薬指まわりのフィット感を整えます。グラブが手の中で泳がないため、内野から外野へ守備位置が変わっても捕球の感覚がぶれません。表革の「クレストハイド」は硬式球を受け続けても形を保ちます。

硬式デビュー直後で手が小さめの選手や、部活で守備位置が流動的な選手には、「Hselection SIGNA JF」のように手口を調整できるオールラウンド用グラブがおすすめです。

【SSK】軟式 プロエッジ アドヴァンスド B TYPE オールラウンド用

【SSK】軟式 プロエッジ アドヴァンスド B TYPE オールラウンド用の製品画像

項目 内容
ブランド SSK
モデル名 軟式 プロエッジ アドヴァンスド B TYPE オールラウンド用
対応球種 軟式
サイズ 6S
表革素材 天然皮革

「軟式 プロエッジ アドヴァンスド B TYPE オールラウンド用」は、プロ使用率の高いプロエッジの思想を継ぎながら実用性へ寄せた「プロエッジ アドヴァンスドシリーズ」の1本です。品番はANB150で、SSKの軟式ラインでは中核を担います。

「B TYPE」の「150型」は癖のないポケット位置で、内野でも外野でも捕球点を作りやすい形です。ウェブには網目の詰まった「スターネットUN」を採用しており、投球の握りを相手打者から隠せます。天然皮革のサイズ6Sという構成で、投手を含む複数ポジションの運用に対応します。

投手と内野を兼任する選手や、チーム事情で毎試合守備位置が変わる選手におすすめのオールラウンド用グラブです。ウェブの選択が投手起用を前提にしている点で、他の汎用モデルとは狙いが違います。

【久保田スラッガー】軟式 KSN-L7

【久保田スラッガー】軟式 KSN-L7の製品画像

項目 内容
ブランド 久保田スラッガー
モデル名 軟式 KSN-L7
対応球種 軟式
サイズ −
表革素材 天然皮革(牛革)

「軟式 KSN-L7」は、型付けの名門として知られる久保田スラッガーの中で、唯一のオールポジション用として長年定番化しているモデルです。投手から外野手までを1本でこなす設計が支持され、ラインナップに残り続けています。

ウェブは網目状の「アミアミバスケット(W-3)」で、捕球面を広く保ちながら重量を抑えています。「L7型」は手入れ部が大きめに作られており、手の大きい選手が装着しても窮屈になりません。天然皮革の日本製という素性から湯もみ型付けとの相性が良く、自分の守備位置に合わせて型を作り込めます。

身長170cm以上の体格に恵まれた選手、ソフトボールとの兼用を考えている方、型にこだわる中上級者におすすめのオールラウンド用の野球グラブです。手の小さい選手には大きすぎるため、店頭で手を入れて確かめてから決めると失敗がありません。

【ザナックス】硬式 トラスト ユーティリティライン オールラウンド用

【ザナックス】硬式 トラスト ユーティリティライン オールラウンド用の製品画像

項目 内容
ブランド ザナックス
モデル名 硬式 トラスト ユーティリティライン オールラウンド用
対応球種 硬式
サイズ 11
表革素材 トラストハイスタンダードステアレザー

「硬式 トラスト ユーティリティライン オールラウンド用」は、ザナックスがプロの要望を形にしてきた最高峰シリーズ「トラスト」の中で、内野手と外野手の双方に対応させたユーティリティ型です。

表革に「トラストハイスタンダードステアレザー」、裏革に「トラストフィッティングステアレザー」を使い分け、外側の剛性と内側の手なじみを同時に成立させています。「UP2型」は人差し指の下にポケットを置く設計で、守備位置を選ばない捕球点をつくります。「逆とじ仕様」により指先のまとまりも良く、サイズ11ながら操作は重くなりません。

硬式で1本を長く使い込みたい高校生・大学生・社会人の中上級者におすすめです。「トラスト ユーティリティライン」を高校野球で使う場合は、革と紐の色に関する規定に適合するかどうかを購入前に確認しておくと安心です。

オールラウンド用グラブを使うときの注意点

オールラウンド用の野球グラブを最大限に活かすために、購入後に知っておきたい注意点を解説します。モデル選びとあわせて押さえておくと、オールラウンドの守備で1本を長く戦力にできます。

オールラウンド用グラブを長く使いこなすための注意点は以下の4つです。

  • ポジションが固まったら専用型への移行を検討する
  • 型付けはポケットを深くしすぎない
  • 硬式用と軟式用は兼用しない
  • 保管とメンテナンスで型崩れを防ぐ

ポジションが固まったら専用型への移行を検討する

オールラウンド用グラブは入口として優秀ですが、レギュラーとして守備位置が固定された段階では、内野手用・外野手用・投手用の専用型のほうが伸びしろは大きくなるでしょう。ゴロ処理の速さやフライへの届き方といった、専門型が磨き込んできた部分の差が出はじめるためです。

買い替えの目安は、シーズンを通して同じ守備位置に立つようになったときです。オールラウンド用のグラブは手放さず、練習用や予備として残しておくと、ノックや別ポジションを任された試合で活躍してくれます。

型付けはポケットを深くしすぎない

複数ポジションを守る前提では、フライ重視で深く作り込みすぎると内野での持ち替えが遅れます。オールラウンド用の野球グラブは、中間の深さを保ったまま自分の守備位置へわずかに寄せる程度が扱いやすい落としどころです。

湯もみ型付けや手もみ加工を依頼するときは、担当者へどのポジションを多く守るのかを伝えましょう。使用状況を共有すれば、内野寄り・外野寄りのどちらに振るかを職人が判断して仕上げてくれます。

硬式用と軟式用は兼用しない

軟式用グラブで硬式球を捕り続けると、薄い革と柔らかい芯材が衝撃に耐えきれず、ポケットが潰れて寿命が縮みます。反対に硬式用で軟式球を扱うと、厚く硬い革が軽い球をはじき返し、捕球面で止めきれません。

中学から高校へ進んで使用球が変わるタイミングでは、グラブの切り替えが必須です。硬式と軟式で1本を兼用するより、それぞれの規格に合った野球グラブを用意したほうが結果的に長く使えます。

保管とメンテナンスで型崩れを防ぐ

オールラウンド用グラブは登場機会が多く、その分だけ革の消耗も進みます。使用後は土や汚れをブラシで落とし、乾いた布で拭き上げておくと革の状態を保てるでしょう。

オイルは入れすぎると革が重くなり、かえって型崩れの原因です。乾燥が気になったときに薄く塗る程度にとどめ、塗った後は陰干しで余分な油分を飛ばします。

保管するときはポケットにボールを挟み、グラブベルトで留めて形を固定しておくと安心です。車内や締め切った物置のような高温多湿の場所に放置すると革が硬化するため、風通しの良い場所を選びましょう。

まとめ:オールラウンド用グラブで守備の幅を広げよう

この記事では、オールラウンドにおすすめの野球グラブとその選び方を解説しました。オールラウンド用グラブは、ポジションが決まっていない人の妥協案ではなく、複数の守備位置をこなせる選手になるための実戦的な選択肢です。

選ぶときの判断軸は、サイズ・ポケットの深さ・ウェブ形状・革質の4点に整理できます。すぐ使いたいなら柔軟加工済みの即戦力モデル、長く使い込みたいなら型付けサービスと相性の良い天然皮革のモデル、投手も守るなら網目の詰まったウェブという具合に、自分の出場機会から逆引きすると迷いません。使用球の区分と高校野球の規定だけは、購入前に必ず確認しておきます。

自分のレベルと守備機会に合うオールラウンド用グラブを手に入れて、守れるポジションの幅を広げてください。

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この記事を書いた人

学生のころから野球に親しみ、これまでグローブやバットなど複数ブランドの用品を実際に購入して使い比べてきました。各モデルの機能や素材、選び方の違いを実購入者の目線でわかりやすく整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『野球ナビ』を運営しています。

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