- アトムズのグローブは品番が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
- NEO PROFESSIONAL LINEとNEO GLOBAL LINEで、革やバンドの何が違うのか知りたい
- 硬式でも軟式でも失敗しないアトムズのグローブはどれ?
「アトムズ(ATOMS)」は2004年創業の野球グローブ製造を主力とするメーカーで、奈良県桜井市に本社工場を構える日本を代表するファクトリーブランドの1つです。原皮の生産者やタンナー(皮をなめして革に仕上げる業者)と直接つながって選び抜いた素材と、若い職人が現場の要望を反映させるグローブ作りに定評があります。
この記事では、アトムズの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行の野球グローブを全モデル比較します。ポジション別のおすすめモデルも紹介しますので、アトムズのグローブが気になっている人はぜひチェックしてください。
アトムズとは奈良の自社工場でグラブを作る野球ブランド
アトムズは、奈良県桜井市に本社工場を構える野球グローブメーカーです。2004年の創業以来、大手メーカーの製造受託で技術を蓄え、自社ブランドの立ち上げを経て、日本を代表するファクトリーブランドの1つに数えられるまで成長しました。
製造と開発が同じ工場の中で完結しているため、プロ野球選手から届いた要望を短いサイクルで試作に反映できます。横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手が使う型が一般向けモデルにも展開されるなど、プロの現場で鍛えられた設計をそのまま手に取れるのがアトムズの強みです。
アトムズのブランドコンセプト
アトムズが掲げているのは「変化しない事を恐れる」という姿勢です。野球用具の業界でタブーとされてきた作り方にも踏み込み、素材選びや構造を更新し続ける方針を公言しています。
年配の職人が守ってきた技術と、若手が持ち込む新しい感覚の両方が1つの工場に同居している点は、購入者にとって実利があります。定番の型を安心して選べる一方、最新の要望を取り込んだ仕様も同じシリーズの中から選べるためです。
アトムズの特徴・強み
アトムズは、原皮を生産する人々と、皮をなめすタンナーのそれぞれと直接つながることで素材を確保しています。革になる前の段階から関わるため、グローブに向く部位や仕上げを自分たちの基準で選び取れます。
均質さより個性を選ぶ姿勢は、使い込むほど手に馴染む革として結果に出ます。買った直後の完成度で選ぶより、型を作り込みながら育てていきたいプレイヤーに向くグローブです。
アトムズの歴史・創業背景
アトムズの始まりは2004年です。創業当初は大手メーカーのグローブを受託製造する立場で、他社の看板を背負った製品を作り続けるなかで縫製や革の扱いに関する技術を積み上げてきました。
プロの現場での採用実績も広がり、横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手が使用する型として066型が知られています。プロが実戦で使う型を市販ラインナップから選べる点は、アトムズのグローブを検討するうえで見逃せない材料です。
アトムズの機能とテクノロジー
アトムズのグローブを選ぶうえで押さえておきたい独自要素は、リストバンドの構造と革の種類に集約されます。バンドはハンドリングの軽さを、革は捕球感と馴染みの早さを左右するため、2つを理解しておくとシリーズ選びで迷いません。
アトムズの野球グローブを支える独自の機能・テクノロジーは以下のとおりです。
- ERM-Wrist|手首の可動域を広げるバンド構造
- 新ERM-Wrist|広がりを抑える革補強バンド
- European Steer Leather|張りと肌目にすぐれた欧州産ステア
- North Steer Leather|北海道産和牛のしなやかな質感
- オーダー/カスタマイズシステム|仕上がりを見ながら仕様を決める
ERM-Wrist|手首の可動域を広げるバンド構造
ERM-Wristは、手首を留めるバンドの下部を通常より細く仕上げることで、手首の可動域を広げるアトムズ独自の構造です。バンドが手首の動きを妨げる面積を減らし、グローブを付けた手を自由に振れる状態に近づけます。
恩恵が大きいのは、捕ってから投げるまでの動作が多い内野手です。バウンドに合わせて面を作り直す守備や、逆シングルから素早く送球姿勢へ移る守備で、手首の自由度がそのまま処理の速さに効いてきます。
新ERM-Wrist|広がりを抑える革補強バンド
新ERM-Wristは、ERM-Wristのバンド部分を革で強化した最新仕様です。細くした部分の強度をユーザーの声を受けて見直し、使用中にバンドが広がるのを最小限に抑える設計へ更新されました。
カラーリングの自由度が高まった点も新ERM-Wristの利点で、オーダー時に配色を選べる範囲が広がりました。1つのグローブを長く使い込むプレイヤーや、細部まで色を決めたいプレイヤーにおすすめの仕様です。
European Steer Leather|張りと肌目にすぐれた欧州産ステア
European Steer Leatherは、ステア(生後3〜6か月で去勢した雄の成牛)の革を使ったアトムズの上位素材です。きめの細かい美しい肌目と、しっかりした張り感を併せ持っています。
使い込むほど色艶が増していくため、経年変化を楽しみながら1個を育てられます。手に馴染むまでに時間がかかる反面、硬めの張りが好みのプレイヤーや、しっかりした捕球面を求めるプレイヤーに向く革です。
North Steer Leather|北海道産和牛のしなやかな質感
North Steer Leatherは、北海道産の和牛から取った革を使う素材です。素材本来の脂分を残す特別な仕上げにより、ふわっとした質感に仕上がっています。
手に馴染むまでの時間が短いことも、North Steer Leatherを選ぶ理由になります。型付けに長い時間をかけられないプレイヤーや、柔らかめの捕球感を好むプレイヤーにおすすめです。
オーダー/カスタマイズシステム|仕上がりを見ながら仕様を決める
アトムズは、既製モデルとは別にオーダーシステムを用意しています。スマートフォンやパソコンから色やオプションをリアルタイムで確認でき、仕上がりのイメージを画面で見ながら仕様を決められます。
既製モデルで型が決まらないときや、チームカラーに合わせたいときの選択肢になります。ただし仕上がりまでには製作期間が必要なため、シーズン直前ではなくオフの時期から動き出すのが現実的です。
アトムズのグローブ全種類の違いを比較
アトムズのグローブは、硬式の最上位となるNEO PROFESSIONAL LINE、しなやかな革を使うNEO GLOBAL LINE、軟式のNATIONAL LINE、少年硬式のYOUTHという4つのシリーズで構成されています。シリーズが決まればポジションとサイズで型を絞り込めるため、まずはシリーズの位置づけから押さえるのが近道です。
アトムズの野球グローブは、硬式・軟式・少年硬式を含む以下の4シリーズに分けて比較できます。
- NEO PROFESSIONAL LINE(硬式)
- NEO GLOBAL LINE(硬式)
- NATIONAL LINE(軟式)
- YOUTH(少年硬式)
NEO PROFESSIONAL LINE(硬式)
NEO PROFESSIONAL LINEは、アトムズの硬式グローブで最上位に位置づけられるシリーズです。張りのあるEuropean Steer Leatherを日本国内で仕立て、リスト部分には広がりを抑えた新ERM-Wristを全モデルに採用しています。高校野球にも対応しているため、本格的に硬式を続けるプレイヤー向けの内容です。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。
| モデル名 | ポジション | サイズ | 型 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| APL-NE021 | 内野手用 | 28.7cm | 021型 | 浅深自在の万能型 |
| APL-NE026 | 内野手用 | 28.3cm | 026型 | 小ぶりで深め、ウェブ下向け |
| APL-NE066 | 内野手用 | 29.0cm | 066型 | 捕球面が広い |
| APL-NE102 | 投手用(内野兼用) | 28.3cm | 102型 | エッジバスケットウェブ |
| APL-NE702 | 外野手用 | 32.0cm | 702型 | 縦長で深め |
APL-NE021

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | APL-NE021 |
| シリーズ | NEO PROFESSIONAL LINE |
| ポジション | 内野手用 |
| サイズ | 28.7cm |
| 使用革 | European Steer Leather |
アトムズの「APL-NE021」は、28.7cmとNEO PROFESSIONAL LINEの中で標準的な大きさを持つ内野手用です。採用する021型は、型付けの方向次第で浅くも深くも仕上がる万能型として知られています。
守る位置が二塁と遊撃で入れ替わる内野手や、硬式の1個目に基準となるサイズを選びたいプレイヤーにおすすめです。最初から浅く小さい型で使いたいプレイヤーには、28.3cmの「APL-NE026」のほうが素直に合います。
APL-NE026

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | APL-NE026 |
| シリーズ | NEO PROFESSIONAL LINE |
| ポジション | 内野手用 |
| サイズ | 28.3cm |
| 使用革 | European Steer Leather |
28.3cmと小ぶりながら、深さをしっかり確保した内野手用が「APL-NE026」です。026型はウェブ(親指と人差し指の間の編み込み部分)の下で捕るタイプのプレイヤーに合わせて設計されています。
二塁手や遊撃手のように、捕ってから投げるまでの速さで勝負するプレイヤーにおすすめのモデルです。大きな捕球面で安心感を得たいプレイヤーには小さく感じられるので、29.0cmの「APL-NE066」まで広げて検討する価値があります。
APL-NE066

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | APL-NE066 |
| シリーズ | NEO PROFESSIONAL LINE |
| ポジション | 内野手用 |
| サイズ | 29.0cm |
| 使用革 | European Steer Leather |
「APL-NE066」は29.0cmで、NEO PROFESSIONAL LINEの内野手用では大きめの部類に入ります。066型は捕球面が広く取られており、面で押さえる守備と相性が良い型です。
強い打球を正面で確実に止めたい三塁手や、多少大きくても捕球面積を優先したい内野手におすすめです。小回りを最優先するプレイヤーには重く感じられる場面もあります。
APL-NE102

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | APL-NE102 |
| シリーズ | NEO PROFESSIONAL LINE |
| ポジション | 投手用(内野兼用) |
| サイズ | 28.3cm |
| 使用革 | European Steer Leather |
NEO PROFESSIONAL LINEで投手を担うのが28.3cmの「APL-NE102」です。公式ラインナップでは投手・内野手用として案内されており、マウンドと内野の両方で使えます。
硬式の投手で日本製の本格仕様を求めるプレイヤーにおすすめのモデルです。内野を兼任する投手にとっても、28.3cmという内野手用と同じサイズ感が扱いやすさにつながります。
APL-NE702

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | APL-NE702 |
| シリーズ | NEO PROFESSIONAL LINE |
| ポジション | 外野手用 |
| サイズ | 32.0cm |
| 使用革 | European Steer Leather |
32.0cmの「APL-NE702」は、NEO PROFESSIONAL LINEで唯一の外野手用です。702型は縦長で深めに設計されており、外野の守備に必要な長さと深さを両立しています。
広い守備範囲をカバーしたい外野手や、フェンス際まで追う守備を武器にするプレイヤーにおすすめです。ゴロ処理の持ち替えを最優先する内野手が兼用で使うには、32.0cmという長さが負担になります。
NEO GLOBAL LINE(硬式)
NEO GLOBAL LINEは、北海道産和牛のNorth Steer Leatherを使う日本製の硬式シリーズです。野手用にはERM-Wristを搭載する一方、投手用とミット類は捕球の安定を優先して従来バンドを採用しています。投手からキャッチャーミットまでポジションを網羅しているのが特徴で、比較表のあとに各モデルを解説します。
| モデル名 | ポジション | サイズ | リスト仕様 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| AGL-NE001 | 投手用 | 30.0cm | 従来バンド | 定番の横ぶりモデル |
| AGL-NE011 | 投手用 | 29.8cm | 従来バンド | 小ぶりで軽量 |
| AGL-NE105 | オールラウンド用 | 29.0cm | ERM-Wrist | 深めポケットで安心捕球 |
| AGL-NE501 | 内野手用 | 27.8cm | ERM-Wrist | 最小クラスの小回り型 |
| AGL-NE102 | 内野手用 | 28.3cm | ERM-Wrist | 浅深自在の万能型 |
| AGL-NE801 | 外野手用 | 30.5cm | ERM-Wrist | 外野用でも小ぶりで軽量 |
| AGL-NE008 | 外野手用 | 33.0cm | ERM-Wrist | 最大クラスの広い守備範囲 |
| AGL-NE003 | ファーストミット | 32.5cm | 従来バンド | ポケット広く安定捕球 |
| AGL-NE002 | キャッチャーミット | 32.5cm | 従来バンド | レギュラーバック仕様 |
AGL-NE001

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AGL-NE001 |
| シリーズ | NEO GLOBAL LINE |
| ポジション | 投手用 |
| サイズ | 30.0cm |
| 使用革 | North Steer Leather |
「AGL-NE001」は30.0cmの投手用で、旧品番AKG-1として長く支持されてきた定番型です。投手用としては大きめのサイズを確保しています。
大きめのグローブで確実にボールを隠したい投手におすすめです。フィールディングで細かく動かしたい投手には、30.0cmという大きさがやや持て余す場面もあります。
AGL-NE011

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AGL-NE011 |
| シリーズ | NEO GLOBAL LINE |
| ポジション | 投手用 |
| サイズ | 29.8cm |
| 使用革 | North Steer Leather |
29.8cmの「AGL-NE011」は、旧品番AKG-21にあたる投手用です。30.0cmの「AGL-NE001」よりわずかに小ぶりで、投手用の中では中間的な大きさに位置します。
大きすぎない投手用を探しているプレイヤーや、フィールディングまで含めて守備を組み立てたい投手におすすめのモデルです。
AGL-NE105

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AGL-NE105 |
| シリーズ | NEO GLOBAL LINE |
| ポジション | オールラウンド用(投手/内野兼用) |
| サイズ | 29.0cm |
| 使用革 | North Steer Leather |
「AGL-NE105」は29.0cmのオールラウンド用で、投手でも内野手でも使える設計です。NEO GLOBAL LINEの中では、ポジションを固定せずに使える立ち位置を担っています。
ポジションを兼任するプレイヤーや、1個で幅広く対応したいプレイヤーにおすすめです。深さがある分、内野手が浅い型で使いたい場合は型付けで調整する必要があります。
AGL-NE501

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AGL-NE501 |
| シリーズ | NEO GLOBAL LINE |
| ポジション | 内野手用 |
| サイズ | 27.8cm |
| 使用革 | North Steer Leather |
27.8cmの「AGL-NE501」は、アトムズの一般用グローブで最小クラスにあたる内野手用です。数字だけを見ても、他の内野手用より0.5cm以上小さい設計だとわかります。
小回りを何より重視する二塁手や遊撃手、手が小さくグローブを持て余しがちなプレイヤーにおすすめの1個です。捕球面積で守りたいプレイヤーには小さすぎます。
AGL-NE102

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AGL-NE102 |
| シリーズ | NEO GLOBAL LINE |
| ポジション | 内野手用 |
| サイズ | 28.3cm |
| 使用革 | North Steer Leather |
旧品番AKG-5として親しまれてきた定番型が、28.3cmの「AGL-NE102」です。硬式内野手として標準的なサイズに収まっており、シリーズの中でも選びやすい位置にあります。
標準的な大きさの硬式内野手用を求めるプレイヤーにおすすめです。革の柔らかさが早く出る分、硬い張りで長く形を保ちたいプレイヤーはNEO PROFESSIONAL LINEを選んだほうが満足できます。
AGL-NE801

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AGL-NE801 |
| シリーズ | NEO GLOBAL LINE |
| ポジション | 外野手用 |
| サイズ | 30.5cm |
| 使用革 | North Steer Leather |
外野手用としては小ぶりな30.5cmでまとめられているのが「AGL-NE801」です。33.0cmの「AGL-NE008」と比べると2.5cm短く、外野用の中では軽快に振れる部類に入ります。
内野と外野を兼任するプレイヤーや、大きすぎる外野用を持て余してきたプレイヤーにおすすめします。フェンス際で長さを稼ぎたい外野手には物足りません。
AGL-NE008

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AGL-NE008 |
| シリーズ | NEO GLOBAL LINE |
| ポジション | 外野手用 |
| サイズ | 33.0cm |
| 使用革 | North Steer Leather |
33.0cmの「AGL-NE008」は、アトムズの現行ラインナップで最大サイズのグローブです。旧品番はAKG-GT07にあたり、外野を本職とするプレイヤーに向けて作られています。
本格的に外野を守るプレイヤーや、リーチを最大限に伸ばしたいプレイヤーにおすすめの外野手用です。ゴロ処理での持ち替えの速さを求めるなら、30.5cmの「AGL-NE801」のほうが扱いやすくなります。
AGL-NE003

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AGL-NE003 |
| シリーズ | NEO GLOBAL LINE |
| ポジション | ファーストミット |
| サイズ | 32.5cm |
| 使用革 | North Steer Leather |
「AGL-NE003」は32.5cmのファーストミットで、旧品番AKG-GT33にあたります。一塁で送球を受け続けるポジションに合わせ、広いポケットを備えた設計です。
硬式の一塁手で、日本製の本格ミットを求めるプレイヤーにおすすめです。ショートバウンドをすくう場面が多い一塁手ほど、包み込む捕球感の恩恵を受けられます。
AGL-NE002

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AGL-NE002 |
| シリーズ | NEO GLOBAL LINE |
| ポジション | キャッチャーミット |
| サイズ | 32.5cm |
| 使用革 | North Steer Leather |
NEO GLOBAL LINEの捕手用が、32.5cmの「AGL-NE002」です。旧品番AKG-GT22にあたり、標準的な深さのレギュラーバック仕様でまとめられています。
硬式の捕手で、手に馴染むまでの時間を短くしたいプレイヤーにおすすめのミットです。カチッとした硬さを長く保ちたい捕手には、柔らかさが早く出る点が好みと分かれます。
NATIONAL LINE(軟式)
NATIONAL LINEは、一般と中学軟式に対応する軟式グローブのシリーズです。ボールを包み込むように捕れるSteer Leatherを使い、リスト部分は従来バンドでまとめています。硬式のNEO PROFESSIONAL LINEと同じ021/026/066という型番体系を採るため、型の考え方をそのまま引き継げるのが特徴です。比較表のあとに各モデルを紹介します。
| モデル名 | ポジション | サイズ | 型 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ACN-021 | 内野手用 | 28.7cm | 021型 | 浅深自在の万能型 |
| ACN-026 | 内野手用 | 28.3cm | 026型 | 小ぶりで深め、ウェブ下向け |
| ACN-066 | 内野手用 | 29.0cm | 066型 | 中心捕球向け、牧秀悟選手使用 |
ACN-021

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | ACN-021 |
| シリーズ | NATIONAL LINE |
| ポジション | 内野手用 |
| サイズ | 28.7cm |
| 使用革 | Steer Leather |
軟式の基準になるのが、28.7cmの「ACN-021」です。021型は型付けによって浅くも深くも仕上げられるため、捕球スタイルが固まっていない段階でも合わせ込めます。
軟式で最初の1個を選ぶプレイヤーや、型の好みがまだ固まっていない内野手におすすめです。硬式のNEO PROFESSIONAL LINEと型番は共通していますが、革素材と製造国が異なるため質感は別物になります。
ACN-026

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | ACN-026 |
| シリーズ | NATIONAL LINE |
| ポジション | 内野手用 |
| サイズ | 28.3cm |
| 使用革 | Steer Leather |
28.3cmの「ACN-026」は、小ぶりながら深さを持たせた軟式の内野手用です。026型はウェブ下で捕るプレイヤーに合わせた設計で、NATIONAL LINEの中でも人気の高い型に数えられます。
二塁手や遊撃手として素早い動きを求める軟式プレイヤーにおすすめのモデルです。ポジションを固定せず幅広く使いたいなら、28.7cmの「ACN-021」のほうが融通が利きます。
ACN-066

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | ACN-066 |
| シリーズ | NATIONAL LINE |
| ポジション | 内野手用 |
| サイズ | 29.0cm |
| 使用革 | Steer Leather |
「ACN-066」は29.0cmの内野手用で、原型のAKG-6を小ぶりにして操作性を高めた型です。NATIONAL LINEの中では最も大きく、捕球面の広さを求めるプレイヤーに向いています。
面の中心でしっかり捕りたい内野手や、プロと同じ型を試したい軟式プレイヤーにおすすめです。ウェブ下で捕るスタイルのプレイヤーには、開きやすさがかえって扱いにくく感じられます。
YOUTH(少年硬式)
YOUTHは、小学生の硬式プレイヤー向けに設計された少年硬式シリーズです。Steer Leatherを使い、小ぶりなサイズながら指先まで革を入れて耐久性を確保しています。成長期の子どもでも扱えるサイズ設定になっており、比較表のあとに各モデルを紹介します。
| モデル名 | ポジション | サイズ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| AGC-Y21 | 投手用/内野手用 | 27.5cm | 指先まで革で耐久性確保 |
| AGC-Y21S | 内野手用 | 26.5cm | ラインナップ最小サイズ |
AGC-Y21

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AGC-Y21 |
| シリーズ | YOUTH |
| ポジション | 投手用/内野手用 |
| サイズ | 27.5cm |
| 使用革 | Steer Leather |
27.5cmの「AGC-Y21」は、投手と内野手を兼用できる少年硬式モデルです。少年硬式でポジションが試合ごとに変わる年代でも、1個で対応できます。
少年硬式チームに入ったばかりのプレイヤーや、まだポジションが固定されていない子におすすめです。すでに内野に専念しているなら、より小さい26.5cmの「AGC-Y21S」も候補に入ります。
AGC-Y21S

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AGC-Y21S |
| シリーズ | YOUTH |
| ポジション | 内野手用 |
| サイズ | 26.5cm |
| 使用革 | Steer Leather |
アトムズの現行ラインナップで最も小さいのが、26.5cmの「AGC-Y21S」です。内野手用に絞って設計されており、少年硬式の中でも体格が小さい年代に向きます。
低学年のプレイヤーや、内野を守る小柄な子におすすめの少年硬式グローブです。体が大きくなってきたら、27.5cmの「AGC-Y21」へ移行するとサイズ差を無理なく埋められます。
アトムズのグローブ比較まとめ
この記事では、アトムズの2004年創業からの歩みとブランドコンセプト、ERM-Wristや2種類の革といった独自テクノロジーを解説し、現行の野球グローブを4シリーズすべて比較しました。奈良の本社工場を持つファクトリーブランドとして、素材の段階から作り込まれている点がアトムズの強みです。
既製モデルで型が決まらない場合は、仕上がりを画面で確認しながら仕様を決められるオーダーという選択肢もあります。革の個体差まで含めて楽しめるのがアトムズのグローブなので、正規取扱店で実際に手を入れて、馴染み方を確かめてみてください。


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