【アトムズ】野球グローブ全19モデル比較|おすすめはどれ?型番の違いを解説

  • アトムズのグローブは品番が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
  • NEO PROFESSIONAL LINEとNEO GLOBAL LINEで、革やバンドの何が違うのか知りたい
  • 硬式でも軟式でも失敗しないアトムズのグローブはどれ?

「アトムズ(ATOMS)」は2004年創業の野球グローブ製造を主力とするメーカーで、奈良県桜井市に本社工場を構える日本を代表するファクトリーブランドの1つです。原皮の生産者やタンナー(皮をなめして革に仕上げる業者)と直接つながって選び抜いた素材と、若い職人が現場の要望を反映させるグローブ作りに定評があります。

野球のグローブは自分のレベルやポジションに合わないモデルを選んでしまうと、捕球のしやすさや送球までの速さにも影響します。守備で安定して力を発揮するためにも、グローブは各モデルの性能や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です。

この記事では、アトムズの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行の野球グローブを全モデル比較します。ポジション別のおすすめモデルも紹介しますので、アトムズのグローブが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

アトムズとは奈良の自社工場でグラブを作る野球ブランド

アトムズは、奈良県桜井市に本社工場を構える野球グローブメーカーです。2004年の創業以来、大手メーカーの製造受託で技術を蓄え、自社ブランドの立ち上げを経て、日本を代表するファクトリーブランドの1つに数えられるまで成長しました

製造と開発が同じ工場の中で完結しているため、プロ野球選手から届いた要望を短いサイクルで試作に反映できます。横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手が使う型が一般向けモデルにも展開されるなど、プロの現場で鍛えられた設計をそのまま手に取れるのがアトムズの強みです

アトムズのブランドコンセプト

アトムズが掲げているのは「変化しない事を恐れる」という姿勢です。野球用具の業界でタブーとされてきた作り方にも踏み込み、素材選びや構造を更新し続ける方針を公言しています。

グローブ製造の最前線に立っているのは若い職人たちです。現代のプレイヤーが求める感覚を理解した職人が話し合いながら仕様を詰め、得られた知識を会社全体で共有することで、ニーズの変化に柔軟に対応しています

年配の職人が守ってきた技術と、若手が持ち込む新しい感覚の両方が1つの工場に同居している点は、購入者にとって実利があります。定番の型を安心して選べる一方、最新の要望を取り込んだ仕様も同じシリーズの中から選べるためです。

アトムズの特徴・強み

アトムズは、原皮を生産する人々と、皮をなめすタンナーのそれぞれと直接つながることで素材を確保しています。革になる前の段階から関わるため、グローブに向く部位や仕上げを自分たちの基準で選び取れます

牛の皮は生き物の一部であり、個体ごとに違いがあって当然という考え方も、アトムズの特徴です。均質さを最優先する作り方ではなく、素材本来の個性を活かす方向に振っているため、1枚ごとの表情や手触りに差が出ます

均質さより個性を選ぶ姿勢は、使い込むほど手に馴染む革として結果に出ます。買った直後の完成度で選ぶより、型を作り込みながら育てていきたいプレイヤーに向くグローブです。

アトムズの歴史・創業背景

アトムズの始まりは2004年です。創業当初は大手メーカーのグローブを受託製造する立場で、他社の看板を背負った製品を作り続けるなかで縫製や革の扱いに関する技術を積み上げてきました。

受託で培った製造力を土台に自社ブランドを立ち上げ、奈良の本社工場から硬式・軟式・少年硬式まで届ける体制を整えました。工場を持つメーカーが自ら企画するため、型の微調整や新しい構造の投入を自社の判断で進められます

プロの現場での採用実績も広がり、横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手が使用する型として066型が知られています。プロが実戦で使う型を市販ラインナップから選べる点は、アトムズのグローブを検討するうえで見逃せない材料です

アトムズの機能とテクノロジー

アトムズのグローブを選ぶうえで押さえておきたい独自要素は、リストバンドの構造と革の種類に集約されます。バンドはハンドリングの軽さを、革は捕球感と馴染みの早さを左右するため、2つを理解しておくとシリーズ選びで迷いません

ここではアトムズが採用する2種類のバンド構造と2種類の革、そして仕様を自分で決められるオーダーシステムを解説します。

アトムズの野球グローブを支える独自の機能・テクノロジーは以下のとおりです。

  • ERM-Wrist|手首の可動域を広げるバンド構造
  • 新ERM-Wrist|広がりを抑える革補強バンド
  • European Steer Leather|張りと肌目にすぐれた欧州産ステア
  • North Steer Leather|北海道産和牛のしなやかな質感
  • オーダー/カスタマイズシステム|仕上がりを見ながら仕様を決める

ERM-Wrist|手首の可動域を広げるバンド構造

ERM-Wristは、手首を留めるバンドの下部を通常より細く仕上げることで、手首の可動域を広げるアトムズ独自の構造です。バンドが手首の動きを妨げる面積を減らし、グローブを付けた手を自由に振れる状態に近づけます

手首が動く範囲の広さは、捕球時にグローブの角度を素早く合わせるうえで効いてくる要素です。ゴロを捕ってからボールを握り替えるまでの一連の動きも、手首が固定されていない分だけ小さくまとまります。

恩恵が大きいのは、捕ってから投げるまでの動作が多い内野手です。バウンドに合わせて面を作り直す守備や、逆シングルから素早く送球姿勢へ移る守備で、手首の自由度がそのまま処理の速さに効いてきます

新ERM-Wrist|広がりを抑える革補強バンド

新ERM-Wristは、ERM-Wristのバンド部分を革で強化した最新仕様です。細くした部分の強度をユーザーの声を受けて見直し、使用中にバンドが広がるのを最小限に抑える設計へ更新されました

革で補強したことで、長く使ってもバンドの締まりが落ちにくくなっています。手首の可動域を広げるという狙いは維持したまま、装着感が緩んでいく弱点だけを潰した構造です。

カラーリングの自由度が高まった点も新ERM-Wristの利点で、オーダー時に配色を選べる範囲が広がりました。1つのグローブを長く使い込むプレイヤーや、細部まで色を決めたいプレイヤーにおすすめの仕様です。

European Steer Leather|張りと肌目にすぐれた欧州産ステア

European Steer Leatherは、ステア(生後3〜6か月で去勢した雄の成牛)の革を使ったアトムズの上位素材です。きめの細かい美しい肌目と、しっかりした張り感を併せ持っています

仕上げの工程ではオイルワックスを加え、革の持つ表情をさらに引き出しています。張りがある革は捕球面の形を保つ力が強く、型が決まったあとの安定感が長続きするのも利点です

使い込むほど色艶が増していくため、経年変化を楽しみながら1個を育てられます手に馴染むまでに時間がかかる反面、硬めの張りが好みのプレイヤーや、しっかりした捕球面を求めるプレイヤーに向く革です。

North Steer Leather|北海道産和牛のしなやかな質感

North Steer Leatherは、北海道産の和牛から取った革を使う素材です。素材本来の脂分を残す特別な仕上げにより、ふわっとした質感に仕上がっています

しなやかな革のため、ボールを包み込むように捕球できるのが持ち味です。捕球面が力を吸収してくれるので、硬式球の勢いを受け止めるときも手のひらに残る衝撃が抑えられます

手に馴染むまでの時間が短いことも、North Steer Leatherを選ぶ理由になります。型付けに長い時間をかけられないプレイヤーや、柔らかめの捕球感を好むプレイヤーにおすすめです。

オーダー/カスタマイズシステム|仕上がりを見ながら仕様を決める

アトムズは、既製モデルとは別にオーダーシステムを用意しています。スマートフォンやパソコンから色やオプションをリアルタイムで確認でき、仕上がりのイメージを画面で見ながら仕様を決められます

用意されているのは、店舗での支払いと受け取りに対応するシステムと、ネット決済まで完結する海外向けのシステムです。硬式・軟式・少年用のいずれでもオーダーに対応しています

既製モデルで型が決まらないときや、チームカラーに合わせたいときの選択肢になります。ただし仕上がりまでには製作期間が必要なため、シーズン直前ではなくオフの時期から動き出すのが現実的です

アトムズのグローブ全種類の違いを比較

アトムズのグローブは、硬式の最上位となるNEO PROFESSIONAL LINE、しなやかな革を使うNEO GLOBAL LINE、軟式のNATIONAL LINE、少年硬式のYOUTHという4つのシリーズで構成されています。シリーズが決まればポジションとサイズで型を絞り込めるため、まずはシリーズの位置づけから押さえるのが近道です

ここからはシリーズごとに比較表を示し、続けて各モデルの型番の違いを解説します。

アトムズの野球グローブは、硬式・軟式・少年硬式を含む以下の4シリーズに分けて比較できます。

  • NEO PROFESSIONAL LINE(硬式)
  • NEO GLOBAL LINE(硬式)
  • NATIONAL LINE(軟式)
  • YOUTH(少年硬式)

NEO PROFESSIONAL LINE(硬式)

NEO PROFESSIONAL LINEは、アトムズの硬式グローブで最上位に位置づけられるシリーズです。張りのあるEuropean Steer Leatherを日本国内で仕立て、リスト部分には広がりを抑えた新ERM-Wristを全モデルに採用しています。高校野球にも対応しているため、本格的に硬式を続けるプレイヤー向けの内容です。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。

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モデル名 ポジション サイズ 特徴
APL-NE021 内野手用 28.7cm 021型 浅深自在の万能型
APL-NE026 内野手用 28.3cm 026型 小ぶりで深め、ウェブ下向け
APL-NE066 内野手用 29.0cm 066型 捕球面が広い
APL-NE102 投手用(内野兼用) 28.3cm 102型 エッジバスケットウェブ
APL-NE702 外野手用 32.0cm 702型 縦長で深め

APL-NE021

APL-NE021の製品画像

項目 内容
モデル名 APL-NE021
シリーズ NEO PROFESSIONAL LINE
ポジション 内野手用
サイズ 28.7cm
使用革 European Steer Leather

アトムズの「APL-NE021」は、28.7cmとNEO PROFESSIONAL LINEの中で標準的な大きさを持つ内野手用です。採用する021型は、型付けの方向次第で浅くも深くも仕上がる万能型として知られています

European Steer Leatherの張りが捕球面の形を保ち、新ERM-Wristがバンドの広がりを抑えます。革とバンドの両方でヘタりに抵抗する構造のため、狙った型が決まってからの安定感が長く続くのも強みです

守る位置が二塁と遊撃で入れ替わる内野手や、硬式の1個目に基準となるサイズを選びたいプレイヤーにおすすめです。最初から浅く小さい型で使いたいプレイヤーには、28.3cmの「APL-NE026」のほうが素直に合います

APL-NE026

APL-NE026の製品画像

項目 内容
モデル名 APL-NE026
シリーズ NEO PROFESSIONAL LINE
ポジション 内野手用
サイズ 28.3cm
使用革 European Steer Leather

28.3cmと小ぶりながら、深さをしっかり確保した内野手用が「APL-NE026」です。026型はウェブ(親指と人差し指の間の編み込み部分)の下で捕るタイプのプレイヤーに合わせて設計されています

小ぶりなサイズが操作の軽さを生み、新ERM-Wristが手首の可動域を確保します。深さがある分ボールが収まりやすく、捕球位置が安定するので握り替えの動作にも迷いが出ません

二塁手や遊撃手のように、捕ってから投げるまでの速さで勝負するプレイヤーにおすすめのモデルです。大きな捕球面で安心感を得たいプレイヤーには小さく感じられるので、29.0cmの「APL-NE066」まで広げて検討する価値があります

APL-NE066

APL-NE066の製品画像

項目 内容
モデル名 APL-NE066
シリーズ NEO PROFESSIONAL LINE
ポジション 内野手用
サイズ 29.0cm
使用革 European Steer Leather

「APL-NE066」は29.0cmで、NEO PROFESSIONAL LINEの内野手用では大きめの部類に入ります。066型は捕球面が広く取られており、面で押さえる守備と相性が良い型です

広い捕球面は守備範囲の広さに直結します。サイズが上がれば操作は重くなりがちですが、新ERM-Wristが手首の動きを妨げないため、大きさのわりに扱いやすさが保たれています

強い打球を正面で確実に止めたい三塁手や、多少大きくても捕球面積を優先したい内野手におすすめです。小回りを最優先するプレイヤーには重く感じられる場面もあります

APL-NE102

APL-NE102の製品画像

項目 内容
モデル名 APL-NE102
シリーズ NEO PROFESSIONAL LINE
ポジション 投手用(内野兼用)
サイズ 28.3cm
使用革 European Steer Leather

NEO PROFESSIONAL LINEで投手を担うのが28.3cmの「APL-NE102」です。公式ラインナップでは投手・内野手用として案内されており、マウンドと内野の両方で使えます

編み込みが密なエッジバスケットウェブを採用し、投球時にボールの握りを隠せます。European Steer Leatherの張りが加わることで、セットポジションでグローブを構えたときの閉じ心地は安定したままです。

硬式の投手で日本製の本格仕様を求めるプレイヤーにおすすめのモデルです。内野を兼任する投手にとっても、28.3cmという内野手用と同じサイズ感が扱いやすさにつながります

APL-NE702

APL-NE702の製品画像

項目 内容
モデル名 APL-NE702
シリーズ NEO PROFESSIONAL LINE
ポジション 外野手用
サイズ 32.0cm
使用革 European Steer Leather

32.0cmの「APL-NE702」は、NEO PROFESSIONAL LINEで唯一の外野手用です。702型は縦長で深めに設計されており、外野の守備に必要な長さと深さを両立しています

縦の長さは、打球へ伸ばした腕の先をさらに数センチ稼いでくれる武器です。深いポケット(ボールが収まる部分)がフライを収めたあとの跳ね返りを防ぎ、走りながらの捕球でも落球のリスクを下げます

広い守備範囲をカバーしたい外野手や、フェンス際まで追う守備を武器にするプレイヤーにおすすめです。ゴロ処理の持ち替えを最優先する内野手が兼用で使うには、32.0cmという長さが負担になります

NEO GLOBAL LINE(硬式)

NEO GLOBAL LINEは、北海道産和牛のNorth Steer Leatherを使う日本製の硬式シリーズです。野手用にはERM-Wristを搭載する一方、投手用とミット類は捕球の安定を優先して従来バンドを採用しています。投手からキャッチャーミットまでポジションを網羅しているのが特徴で、比較表のあとに各モデルを解説します。

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モデル名 ポジション サイズ リスト仕様 特徴
AGL-NE001 投手用 30.0cm 従来バンド 定番の横ぶりモデル
AGL-NE011 投手用 29.8cm 従来バンド 小ぶりで軽量
AGL-NE105 オールラウンド用 29.0cm ERM-Wrist 深めポケットで安心捕球
AGL-NE501 内野手用 27.8cm ERM-Wrist 最小クラスの小回り型
AGL-NE102 内野手用 28.3cm ERM-Wrist 浅深自在の万能型
AGL-NE801 外野手用 30.5cm ERM-Wrist 外野用でも小ぶりで軽量
AGL-NE008 外野手用 33.0cm ERM-Wrist 最大クラスの広い守備範囲
AGL-NE003 ファーストミット 32.5cm 従来バンド ポケット広く安定捕球
AGL-NE002 キャッチャーミット 32.5cm 従来バンド レギュラーバック仕様

AGL-NE001

AGL-NE001の製品画像

項目 内容
モデル名 AGL-NE001
シリーズ NEO GLOBAL LINE
ポジション 投手用
サイズ 30.0cm
使用革 North Steer Leather

「AGL-NE001」は30.0cmの投手用で、旧品番AKG-1として長く支持されてきた定番型です。投手用としては大きめのサイズを確保しています。

投球動作の中で握りを隠せるのは、面積のある捕球面があるからです。リスト部分は従来バンドのままで、手首をしっかり固定して構えを安定させる方向にまとめられています

大きめのグローブで確実にボールを隠したい投手におすすめです。フィールディングで細かく動かしたい投手には、30.0cmという大きさがやや持て余す場面もあります

AGL-NE011

AGL-NE011の製品画像

項目 内容
モデル名 AGL-NE011
シリーズ NEO GLOBAL LINE
ポジション 投手用
サイズ 29.8cm
使用革 North Steer Leather

29.8cmの「AGL-NE011」は、旧品番AKG-21にあたる投手用です。30.0cmの「AGL-NE001」よりわずかに小ぶりで、投手用の中では中間的な大きさに位置します

投球動作の中で軽く感じられる重量バランスと閉じやすさは、North Steer Leatherのしなやかさによるものです。バント処理やベースカバーで走りながら構えるときも、腕の振りに付いてきます

大きすぎない投手用を探しているプレイヤーや、フィールディングまで含めて守備を組み立てたい投手におすすめのモデルです。

AGL-NE105

AGL-NE105の製品画像

項目 内容
モデル名 AGL-NE105
シリーズ NEO GLOBAL LINE
ポジション オールラウンド用(投手/内野兼用)
サイズ 29.0cm
使用革 North Steer Leather

「AGL-NE105」は29.0cmのオールラウンド用で、投手でも内野手でも使える設計です。NEO GLOBAL LINEの中では、ポジションを固定せずに使える立ち位置を担っています

ポケットが深く取られているため捕球が安定し、握り替えの位置も一定に定まります。紐が本体と同色でまとめられており、投手が使ったときにも視覚的なノイズになりません。

ポジションを兼任するプレイヤーや、1個で幅広く対応したいプレイヤーにおすすめです。深さがある分、内野手が浅い型で使いたい場合は型付けで調整する必要があります

AGL-NE501

AGL-NE501の製品画像

項目 内容
モデル名 AGL-NE501
シリーズ NEO GLOBAL LINE
ポジション 内野手用
サイズ 27.8cm
使用革 North Steer Leather

27.8cmの「AGL-NE501」は、アトムズの一般用グローブで最小クラスにあたる内野手用です。数字だけを見ても、他の内野手用より0.5cm以上小さい設計だとわかります

小ささから来る操作性の高さに、ERM-Wristによる手首の可動域確保が加わる構成です。捕球からトップの位置まで持っていく動きが短くまとまるため、二遊間の連係プレーでは差が出ます

小回りを何より重視する二塁手や遊撃手、手が小さくグローブを持て余しがちなプレイヤーにおすすめの1個です。捕球面積で守りたいプレイヤーには小さすぎます

AGL-NE102

AGL-NE102の製品画像

項目 内容
モデル名 AGL-NE102
シリーズ NEO GLOBAL LINE
ポジション 内野手用
サイズ 28.3cm
使用革 North Steer Leather

旧品番AKG-5として親しまれてきた定番型が、28.3cmの「AGL-NE102」です。硬式内野手として標準的なサイズに収まっており、シリーズの中でも選びやすい位置にあります

小ぶりでありながらバランスが良く、ゴロ処理でも送球でも扱いに癖が出ません。North Steer Leatherの馴染みの早さが加わるため、実戦投入までの期間を短くできます

標準的な大きさの硬式内野手用を求めるプレイヤーにおすすめです。革の柔らかさが早く出る分、硬い張りで長く形を保ちたいプレイヤーはNEO PROFESSIONAL LINEを選んだほうが満足できます

AGL-NE801

AGL-NE801の製品画像

項目 内容
モデル名 AGL-NE801
シリーズ NEO GLOBAL LINE
ポジション 外野手用
サイズ 30.5cm
使用革 North Steer Leather

外野手用としては小ぶりな30.5cmでまとめられているのが「AGL-NE801」です。33.0cmの「AGL-NE008」と比べると2.5cm短く、外野用の中では軽快に振れる部類に入ります

小ぶりなぶん操作性が高く、ERM-Wrist搭載で捕ってからの動作もスムーズにこなせます。前進してのゴロ処理や、中継へつなぐ送球の速さを重視する守備で活きるサイズ感です

内野と外野を兼任するプレイヤーや、大きすぎる外野用を持て余してきたプレイヤーにおすすめします。フェンス際で長さを稼ぎたい外野手には物足りません

AGL-NE008

AGL-NE008の製品画像

項目 内容
モデル名 AGL-NE008
シリーズ NEO GLOBAL LINE
ポジション 外野手用
サイズ 33.0cm
使用革 North Steer Leather

33.0cmの「AGL-NE008」は、アトムズの現行ラインナップで最大サイズのグローブです。旧品番はAKG-GT07にあたり、外野を本職とするプレイヤーに向けて作られています

長さがそのまま守備範囲の広さになり、あと一歩届かない打球にも手が届く設計です。サイズが大きいほど重く感じられるものですが、North Steer Leatherのしなやかさが振り抜きの軽さを支えます

本格的に外野を守るプレイヤーや、リーチを最大限に伸ばしたいプレイヤーにおすすめの外野手用です。ゴロ処理での持ち替えの速さを求めるなら、30.5cmの「AGL-NE801」のほうが扱いやすくなります

AGL-NE003

AGL-NE003の製品画像

項目 内容
モデル名 AGL-NE003
シリーズ NEO GLOBAL LINE
ポジション ファーストミット
サイズ 32.5cm
使用革 North Steer Leather

「AGL-NE003」は32.5cmのファーストミットで、旧品番AKG-GT33にあたります。一塁で送球を受け続けるポジションに合わせ、広いポケットを備えた設計です

リスト部分は従来バンドを採用し、可動域を広げるより捕球の安定を優先しています。North Steer Leatherの柔らかい捕球面が、内野からの強い送球を受け止めるときの衝撃をやわらげます

硬式の一塁手で、日本製の本格ミットを求めるプレイヤーにおすすめです。ショートバウンドをすくう場面が多い一塁手ほど、包み込む捕球感の恩恵を受けられます

AGL-NE002

AGL-NE002の製品画像

項目 内容
モデル名 AGL-NE002
シリーズ NEO GLOBAL LINE
ポジション キャッチャーミット
サイズ 32.5cm
使用革 North Steer Leather

NEO GLOBAL LINEの捕手用が、32.5cmの「AGL-NE002」です。旧品番AKG-GT22にあたり、標準的な深さのレギュラーバック仕様でまとめられています。

従来バンドによる固定感が構えを安定させ、North Steer Leatherの包み込むような捕球面が速球を受け続ける負担を軽くしてくれる組み合わせです。ミットは硬い革ほど型付けに時間がかかりますが、しなやかな革のおかげで実戦で使える状態まで早く持っていけます

硬式の捕手で、手に馴染むまでの時間を短くしたいプレイヤーにおすすめのミットです。カチッとした硬さを長く保ちたい捕手には、柔らかさが早く出る点が好みと分かれます

NATIONAL LINE(軟式)

NATIONAL LINEは、一般と中学軟式に対応する軟式グローブのシリーズです。ボールを包み込むように捕れるSteer Leatherを使い、リスト部分は従来バンドでまとめています。硬式のNEO PROFESSIONAL LINEと同じ021/026/066という型番体系を採るため、型の考え方をそのまま引き継げるのが特徴です。比較表のあとに各モデルを紹介します。

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モデル名 ポジション サイズ 特徴
ACN-021 内野手用 28.7cm 021型 浅深自在の万能型
ACN-026 内野手用 28.3cm 026型 小ぶりで深め、ウェブ下向け
ACN-066 内野手用 29.0cm 066型 中心捕球向け、牧秀悟選手使用

ACN-021

ACN-021の製品画像

項目 内容
モデル名 ACN-021
シリーズ NATIONAL LINE
ポジション 内野手用
サイズ 28.7cm
使用革 Steer Leather

軟式の基準になるのが、28.7cmの「ACN-021」です。021型は型付けによって浅くも深くも仕上げられるため、捕球スタイルが固まっていない段階でも合わせ込めます

Steer Leatherはステア本来のしっかりした仕上がりを保ちつつ、ボールを包み込むように捕球をサポートする革です。使い込むほど手に馴染んでいくので、育てながら自分の型に寄せていけます

軟式で最初の1個を選ぶプレイヤーや、型の好みがまだ固まっていない内野手におすすめです。硬式のNEO PROFESSIONAL LINEと型番は共通していますが、革素材と製造国が異なるため質感は別物になります

ACN-026

ACN-026の製品画像

項目 内容
モデル名 ACN-026
シリーズ NATIONAL LINE
ポジション 内野手用
サイズ 28.3cm
使用革 Steer Leather

28.3cmの「ACN-026」は、小ぶりながら深さを持たせた軟式の内野手用です。026型はウェブ下で捕るプレイヤーに合わせた設計で、NATIONAL LINEの中でも人気の高い型に数えられます

捕球位置がウェブ下に定まると、握り替えまでの距離が短くなるのが利点です。小ぶりなサイズと相まって、捕球から送球までの動作が全体的にコンパクトにまとまります

二塁手や遊撃手として素早い動きを求める軟式プレイヤーにおすすめのモデルです。ポジションを固定せず幅広く使いたいなら、28.7cmの「ACN-021」のほうが融通が利きます

ACN-066

ACN-066の製品画像

項目 内容
モデル名 ACN-066
シリーズ NATIONAL LINE
ポジション 内野手用
サイズ 29.0cm
使用革 Steer Leather

「ACN-066」は29.0cmの内野手用で、原型のAKG-6を小ぶりにして操作性を高めた型です。NATIONAL LINEの中では最も大きく、捕球面の広さを求めるプレイヤーに向いています

グラブが開きやすい設計のため、捕球面の中心でボールを迎える守備と相性が良い型です。横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手が使用する型としても知られています

面の中心でしっかり捕りたい内野手や、プロと同じ型を試したい軟式プレイヤーにおすすめです。ウェブ下で捕るスタイルのプレイヤーには、開きやすさがかえって扱いにくく感じられます

YOUTH(少年硬式)

YOUTHは、小学生の硬式プレイヤー向けに設計された少年硬式シリーズです。Steer Leatherを使い、小ぶりなサイズながら指先まで革を入れて耐久性を確保しています。成長期の子どもでも扱えるサイズ設定になっており、比較表のあとに各モデルを紹介します。

スクロールできます
モデル名 ポジション サイズ 特徴
AGC-Y21 投手用/内野手用 27.5cm 指先まで革で耐久性確保
AGC-Y21S 内野手用 26.5cm ラインナップ最小サイズ

AGC-Y21

AGC-Y21の製品画像

項目 内容
モデル名 AGC-Y21
シリーズ YOUTH
ポジション 投手用/内野手用
サイズ 27.5cm
使用革 Steer Leather

27.5cmの「AGC-Y21」は、投手と内野手を兼用できる少年硬式モデルです。少年硬式でポジションが試合ごとに変わる年代でも、1個で対応できます

指先まで革を入れた作りが効いており、子どもの力でも型崩れしにくく長く使える仕上がりです。Steer Leatherは使い込むほど手に馴染むため、成長に合わせて握り込みを覚えていく過程にも合います。

少年硬式チームに入ったばかりのプレイヤーや、まだポジションが固定されていない子におすすめです。すでに内野に専念しているなら、より小さい26.5cmの「AGC-Y21S」も候補に入ります

AGC-Y21S

AGC-Y21Sの製品画像

項目 内容
モデル名 AGC-Y21S
シリーズ YOUTH
ポジション 内野手用
サイズ 26.5cm
使用革 Steer Leather

アトムズの現行ラインナップで最も小さいのが、26.5cmの「AGC-Y21S」です。内野手用に絞って設計されており、少年硬式の中でも体格が小さい年代に向きます

小さな手でもしっかり開閉できるサイズ感が、捕球の成功体験につながります。指先まで革を入れる作りは「AGC-Y21」と共通で、硬式球を受け続けても形が崩れにくい仕上がりです。

低学年のプレイヤーや、内野を守る小柄な子におすすめの少年硬式グローブです。体が大きくなってきたら、27.5cmの「AGC-Y21」へ移行するとサイズ差を無理なく埋められます

アトムズのグローブ比較まとめ

この記事では、アトムズの2004年創業からの歩みとブランドコンセプト、ERM-Wristや2種類の革といった独自テクノロジーを解説し、現行の野球グローブを4シリーズすべて比較しました。奈良の本社工場を持つファクトリーブランドとして、素材の段階から作り込まれている点がアトムズの強みです

選ぶときは、硬式か軟式かでシリーズを絞り、次に革の性格で決めるとまとまります。張りのある捕球面を長く保ちたいならEuropean Steer LeatherのNEO PROFESSIONAL LINE、しなやかさと馴染みの早さを取るならNEO GLOBAL LINE、軟式ならNATIONAL LINE、小学生の硬式ならYOUTHが基準になります。シリーズが決まったあとは、ポジションとサイズで型番を選べば迷いません

既製モデルで型が決まらない場合は、仕上がりを画面で確認しながら仕様を決められるオーダーという選択肢もあります。革の個体差まで含めて楽しめるのがアトムズのグローブなので、正規取扱店で実際に手を入れて、馴染み方を確かめてみてください。

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この記事を書いた人

学生のころから野球に親しみ、これまでグローブやバットなど複数ブランドの用品を実際に購入して使い比べてきました。各モデルの機能や素材、選び方の違いを実購入者の目線でわかりやすく整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『野球ナビ』を運営しています。

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